3月16日(土)、3月23日(土)の2日間で、OCTOPASS体験講座を実施しました。
DevOps
株式会社アペルザ CTO 塩谷 将史氏には、
『 成長ステージ5社のCTOの役割分析 』 、『スタートアップにおけるDevOps』という2つのテーマでお話頂きました。
「開発チーム」と「運用チーム」で対立が起きるという前に、下記4つを考える必要があるとのことでした。
・「開発」と「運用」を分ける必要? 分けない?
・組織設計=適切なアーキテクチャ
・サイロを生み出さない、組織のマネジメント
・極力運用がない状態にする
組織設計・システム設計段階からこれらを考慮していれば、 「開発チーム」と「運用チーム」 の対立は起きにくいということでした。
売上down、資金ショート時のコストカットをどう実施すべきか
ミライズ法律事務所の津金 庸平氏には、 『 売上down、資金ショート時のコストカットをどう実施すべきか』というテーマで、実際に津金氏が担当したケースをベースにディスカッションを行いました。
※実際の講座では、事業内容、人員構成と各メンバーのパフォーマンス、直近の資金調達状況等の前提条件を説明(本blogでは省略)
・現在のサーバー構成から、このような構成に見直すべき
・オフィスの縮小移転をすべき
・外注を切るべき
・メンバーの○○さんに辞めて貰うべき
・営業部門の人員を減らすべき
・営業をフルインセンティブにすべき
・受託開発を行いキャッシュフローを短期的に改善すべき
など様々な意見が出ました。
津金氏によると、売上UPや資金調達は不確実である為に、確実にコントロールできるコストカットを出来るかぎり実施するしかないとのことでした。但し、当然ながら大幅なリストラクチャリングはメンバーのモチベーション低下や、組織崩壊に繋がるリスクもある為に注意が必要。
また、この状態になる前に経営陣同士だけでなく、部門間、階層間での経営状態の共有をしていれば、違った状態になっていたはずとのことです。
組織・プロダクト成長期におけるインシデント管理
株式会社イザワークス 代表取締役 伊澤氏には、あるIOTスタートアップで発生したインシデントにどう対応するかというゲーム形式の講座を実施頂きました。
各チームにはインシデントカードを引いてもらい、記載されたインシデントにどのように対応するかをチーム単位でディスカッション・発表頂きました。
※実際の講座では、事業内容、人員構成等の前提条件を説明(本blogでは省略)
伊澤氏からは、楽天、サイバーエージェント、デジタルガレージ、ノボット社などでの実際のインシデントの経験や各社でのインシデント防止策などを解説頂きました。