【レポート】第1期-第5回:プロダクト開発-POと開発の越境-

10月29日(木)、OCTOPASSのCTO養成講座(全9回)の第5回をオンラインで開催しました。以下、講義の様子をレポートします。

「OCTOPASSの講座で学べること」を、可能な限り具体的にお伝えできればと思いますので、次回(第2期)参加検討中の方は、是非参考までにご覧ください!

概要

テーマ

「プロダクト開発-POと開発の越境-」

課題内容

第4~5回の課題を一部抜粋

仮想事例を読み、day1では、最初のプロダクト構想として「仮説キャンバス」を作成しました。day2では、引き続き同様の事例を使って、「ユーザー行動フロー」を作成するという課題に取り組みました。

講師

市谷 聡啓|「カイゼンジャーニー」「正しいものを正しくつくる」著者

サービスや事業についてのアイデア段階の構想から、コンセプトを練り上げていく仮説検証とアジャイル開発の運営について経験が厚い。プログラマーからキャリアをスタートし、SIerでのプロジェクトマネジメント、大規模インターネットサービスのプロデューサー、アジャイル開発の実践を経て、ギルドワークスを立ち上げる。それぞれの局面から得られた実践知で、ソフトウェアの共創に辿り着くべく越境し続けている。訳書に「リーン開発の現場」、著者に「カイゼン・ジャーニー」「正しいものを正しくつくる」がある。

※プロフィールサイト https://ichitani.com/

当日の流れ

前半:ユーザー行動フロー

  • 19:30~19:35(05m)イントロダクション
  • 19:35~19:45(10m)受講生の課題のフィードバック
  • 19:45~20:00(15m)講師解説

後半:プロダクトバックログ

  • 20:00~20:10(10m)課題説明(プロダクトバックログ)
  • 20:10~20:55(45m)グループワーク
  • 20:55~21:40(45m)プレゼン/講師FB
  • 21:40~22:00(20m)総評/質疑応答

講義詳細

1.「ユーザー行動フロー」解説

前半は、事前に受講生等が作成したユーザー行動フローの中から、市谷氏がいくつかピックアップし、下記3つの観点から解説を行いました。

  • ユーザー行動フローの作成のポイント

受講生の「ユーザー行動フロー」を参考に構造化して、抑えておきたい3つのポイントを指南しました。

  • 1stリリースをどう捉えるべきか

「二重システム理論」を例に出し、プロダクト開発の1stリリースで考慮すべき点を解説しました。

  • 改善ポイントと注意点
    受講生の作成した「ユーザー行動フロー」から、さらにどういう視点を持つと良いかを提言。さらに、フロー作成時に起こる「フローが書けない」や「粒度が合わせられない」といった場合について、その理由や対策を指南しました。

2.「プロダクトバックログ」の実践

講義の後半では、「プロダクトバックログ」の作業に入りました。グループワークをする前に、市谷氏からプロダクトバックログの順位付けの基準や分割の基準(INVEST)の説明がなされました。

それを踏まえて、受講生らは下記の手順でグループワークを行いました。

3.プレゼン&講師FB

グループワーク後は、いよいよ発表です。

今回の事例には、「POと開発の両方が使うプロダクトを開発する」というテーマがあったため、それをどのように解決していったのか、下記、各チームの意見をまとめてご紹介します。

Aチーム

「POとエンジニアのコミュニケーション」を実現することに定め、1stリリースでの優位点や競合との差別化を意識しながら、機能に落とし込んでいた。

Bチーム

MVPの案で2つの方向性が挙がった。その中で、プロダクトの優位性を考えて、他社がまだ提供出来ていない価値を提供しそうな案を採用し、機能へ落とし込んでいた。

Cチーム

MVPを何にするかという観点でディスカッションをした結果、「いかにPOが使いやすいものを作れるか」にフォーカスする方向性に定めた。そこからPOが使いやすさ、見やすさを中心に機能に落とし込んでいった。

これらの発表に対して市谷氏は、Aチーム、BチームのPOと開発の越境という課題を解決しうる機能について面白いと評価しました。一方で、Cチームの独創的なアイディアへ期待はしつつも、PO経験者が見ると、実現が難しいと捉えられると指摘しました。

4.総評

最後に市谷氏は、2日間の講義を通して、限られた時間内で機能レベルまで説明できるところまで落とし込んでいった受講生等の姿勢を高く評価しました。

どこでも活躍できる人材は、引き出しが多いと述べ、是非、今後もOCTOPASSで色々な分野の知識を吸収したり、本を読むなりして、知見を広げていって欲しいとまとめました。最後は「またどこかの現場でお会いしましょう!」と締めくくりました。

終わりに

本講座は、全9回(約4カ月間)でCTOに必要な視点を養なっていただくプログラムです。

今回、「プロダクト開発 day2」では、ユーザー行動フローとプロダクトバックログを作成し、PO⇔エンジニア組織を深堀することで、エンジニア組織を飛び越えた広い視点を養うことを学びました。

その他、本講座は全講義を通して「エンジニア組織構築」「ファイナンスや意思決定」「設計思想と技術負債」を学ぶことができます。CTOに必要な視点を体系的に養っていきたいとご興味をお持ちの方は、以下よりお申込み下さい!

※少人数制の講義のため、受講人数に達した場合は抽選となります。あらかじめご了承ください。

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